2024/04/30

食育

アストロキャンプでは、毎日の給食が大切な食育活動と考えています。その中で子どもたちと一緒に行う活動として“お米研ぎ”と“3色食品群分け”があります。

~お米研ぎ~

お米研ぎとは、その日の給食で子どもたちが食べる白米を当番の子が研いで炊く、という活動です。

その日の人数に合わせてお米を計り釜に入れ、お米を研ぎます。子どもたちにとってこの作業がなかなか難しいのですが「こうやって手で押さえて、お米が流れないようにするんだよ」と年長さんにコツを教えてもらいながら、慎重に流しています。

 

研いだ後は目盛りに合わせ水を入れて炊飯器へ。炊飯器の予約ボタンを押し、セット完了です。

給食を食べるときには「わたしが研いだお米だよ」「今日はぼくがお米作ったんだ。おいしいでしょ!」と嬉しそうに話をしていました。自分で研いだお米の味は格別です。

 

~3色食品群分け~

3大栄養素を理解し、食べ物と体の関係に興味を持つようになってほしいという思いから、給食の食材を食品群ごとに色分けする活動を行っています。

献立を見てその日の当番が食材をボードに貼り、それを給食の前にクラス全員で3色食品群に分けることを毎日行っています。

3色食品群とは、赤色:体をつくる食品 黄色:熱や力になる食品 緑色:体の調子を整える食品、と伝えています。

繰り返し行うことで「これは赤だよ」「力の元になるんだよね」と子どもたち自身がよくわかるようになり、大人よりも詳しい子もいるほどです。

この2つを当番活動として取り入れることで、自信や達成感を得たり、継続する力も少しずつついていきます。難しいところは友だちと一緒に行ったり、異年齢で助け合うことから、人との関わりを身につける活動となっています。

また、日常的に食べ物の栄養に触れ、楽しみながら学ぶことで、将来子どもたちが大人になった時に食品を選ぶ力につながると考えています。そして健康的な食生活を送れるようになってほしいと願っています。

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