2022/11/21

落ち葉のお家

肌寒い日が続くようになり子どもたちが遊びに行く公園にたくさんの落ち葉が見られる季節となりました。

保育士が落ち葉を集めていると子どもたちも両手いっぱい集めてきてくれ、足が埋まる様子をみて笑いあったり、落ち葉の山をジャンプしてみたり、パラパラと散らせてみたり様々な遊び方を楽しんでいました。そんな中始まったのが落ち葉のお家づくりでした。

「ここは入り口にしよう!」などアイデアを出し、保育士とも協力して一つのお家が完成すると、それを見た子が「私もおうちつくる!」「僕のお家は?」とだんだんと興味を持ち始め、最後には年少さんと年中さん全員が参加していました。

二人で協力して作っていた子、一人でこだわって作り上げていた子、それぞれの家の形が出来上がり、お家づくりはもう終了かと思っていた時、落ちていた花びらをハムに見立てて「ハムいりませんかー?5枚ありまーす!」と落ち葉の家に訪問販売する子が現れました。

 

子どもたちは保育園で読んだことのある『おちばいちば』みたいだとさらに盛り上がり、花びら屋さんを訪問し、自分の家を綺麗に飾りだしました。「〇〇ちゃん、喜ぶと思うから綺麗にしてるの!」と一緒にお家を作ったお友達のことを思いやる様子も見られ、こちらまで嬉しくなりました。

 

「誰もお家に遊びに来ないー!」という言葉を聞きつけお友達の部屋を訪問したり、『おちばいちば』のように石や葉っぱのお店をしたり、葉っぱを敷き詰めたふわふわのお家でくつろいだり、落ち葉のお家づくりを思う存分楽しんだそら組さんでした。

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