2021/07/28

持続可能な社会を目指して

アストログループでは、持続可能性を意識したいくつかの活動をしています。
アストロベースキャンプ保育園の園庭における活動をご紹介します。

1. 雨水タンク

園庭には雨水タンクが2つあり、砂遊びで使う水は基本的にタンクに貯まる雨水を使用します。

水を使い過ぎるとなくなることが自然とわかり、水を大切にする意識を育みます。
蛇口から水が出っぱなしの時には年長さんが「水が出っぱなしだよ」と教えてくれたり、「雨、たくさん降るといいな」と言うような声も聞こえてきます。

 

2. コンポスト

給食室の野菜の皮や園庭の雑草は、コンポストで有機肥料にしています。
コンポストに入れる時には「一緒にやりたい!」とついて来るものの、蓋を
開けると「くっさ〜い!」と逃げていくところが微笑ましい子どもたちです。
コンポストのおかげで肥料の山の近くにはミミズも育っています。
ミミズが好きなはミミズを見つけると嬉しそうに近寄ってきます。

 

3. 自然農法の畑

昨年度まではビニールマルチを使った慣行農法で野菜を育てていました。
ですが、ビニールが再利用できず使い捨てになったり、雑草の生えない畑に違和感があり、草マルチを使用したり雑草と共存する自然農法を取り入れ始めました。
土を裸にせず、赤クローバーを育てることで、水はけ・水もちがよくなります。
また、マメ科特有の菌が窒素を土壌に固定をするため土の栄養分を補給してくれます。

持続可能な社会を目指す活動から、園児の自然環境や地球を大切に思う心を育て、大人になった時の生き方の基盤になることを願っています。

 

文:アストロベースキャンプ保育園 システム委員会

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